2020/03/27

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むかし一緒に働いた人が他界した

新卒で入社した会社で仕事にも少しずつ慣れてきた3年目くらいの頃。当時携わっていたプロジェクトは大規模で、複数のチームからなった。工程が結合テストに進んだとき、ぼくはチームのサブリーダーになった。忙しかったので、同じチームにいた人とは一体感が出てきた。仲良くする人も出てきた。

今回の訃報を知ったのはフェイスブック。他界した方の奥様が1年を区切りにと投稿していた。その投稿に他界した方がタグ付されて通知が来たのがキッカケだった。

その方は仕事ぶりは丁寧で、危機回避に優れていた。テストでここまで見なくても良いだろうと僕が思っていたところもチェックしたり、進言したりしていた。僕は進捗を管理する立場でもあったので、その方の見た目上の進捗の遅さを気になったりしていた。だから、自分の気にしていない観点まで見てくれていたことにびっくりして考え直すようになった。丁寧な仕事の仕方をちゃんと意識した。

その方は面白い方だった。よく冗談を言ったりして笑わせてもらった。飲みにも何回も言った。ちょっと太ってきた体を自虐で、「見てください、ボタンが泣いてますよ」などと言いながら腹を張って見せてきた。5年以上前のことなのに、今でもちゃんと思い出せる。

その方には妻と子供がいる。奥様のフェイスブックの投稿を見て、本当にいたたまれない気持ちになった。その方も子供の将来を見届けたかっただろうし、奥さんとももっと笑い合っていたかっただろう。奥さんの投稿で、その方のものを名義変更していくたびに何回も夫を殺したという記載に考えさせられるものがあった。

独身のころはいつ死んでも良いと思っていたけど、残された家族の辛さを考えると長く生きる努力をした方がええなと改めて思う。

せっかく楽しい人と知り合ったのにもう会えやんことを思うと、旧交を温めるのは定期的にやった方がいいってことと、目の前にいる人も当たり前に明日もいると思わんで、ちゃんと丁寧に今日限りかもしれやんと思いながら接していこう。

Tさん、改めてご冥福をお祈りいたします。